ファイナールと杜仲の木。
今回は、杜仲の特徴と、ファイナールと杜仲の木のちょっとしたエピソードをご紹介します。
杜仲は中国に自生する落葉樹で
トチュウ科トチュウ属トチュウという“一科一属一種”のとても珍しい樹木です。
約6000万年前から存在し、恐竜を滅ぼしたとされる氷河期を生き抜いた強い生命力をもち
『森のシーラカンス』とも呼ばれているようです。
また、杜仲の木にはゴム状の『グッタペルカ』という成分が含まれています。
この成分が口に絡まることを恐れて虫が寄りつかず、無農薬栽培を可能にするんだそうです。
ちぎった葉の間からは、びよーんと伸びるゴム状の成分を確認することが出来ます。
コラム1回目の記事に写真を載せましたが、ファイナールには杜仲の木がそびえ立っています。
今から約25年前
みのもんたさんの“おもいッきり!!テレビ”で紹介された杜仲茶がきっかけとなり
空前の“杜仲茶ブーム”がやってきました。
ファイナールも24時間フル稼働するほどたくさんのご注文をいただいたのですが
「杜仲茶はたくさん作ってるけど杜仲の木はみたことがないね」
と当時社長だった現会長が、社員たちに本物の杜仲の木をみせてあげようと購入し
敷地内に植樹されたそうです。
日本で一番大きな池(鳥取市湖山池)の畔にポツンと存在していたファイナールは
杜仲の木とともにどんどん大きくなりました。
社屋増設による移転のときも、もちろん杜仲の木と一緒に引っ越しをして
今でも私たちをじっと見守ってくれています。
そんな会長の思いが詰まった杜仲の木とともに
私たちファイナールはこれからも力強く成長し続けます!
写真は今秋の杜仲の木と葉っぱです。
『グッタペルカ』もバッチリ確認出来ます。