「輸送中のお茶パックからの粉漏れ改善」「有効成分高配合茶」「付加価値のある商品づくり」など
数々のご要望にお応えしてきました。新商品の企画開発においても、研究と経験を重ねたゆるぎない技術力と提案力でお客様を力強くバックアップします。
テンペ菌を用いた発酵技術
ファイナール独自のテンペ菌発酵技術を用い、原料に合わせた条件設定を行うことで単体茶葉・ブレンド茶葉問わず発酵が可能です。原料によっては、有効成分の機能性アップや風味改善、抽出液の色に変化を与えます。 画像提供元:株式会社秋田今野商店
テンペ発酵させるメリットって?
テンペ菌の働きにより、一部の成分が低分子化されると言われています。低分子化により、有効成分が抽出液中へ溶解しやすくなったり、体内での吸収率アップにつながります。発酵前後の成分変化のデータをご紹介します。 ※いずれの表、データも自社調べ

穀物種子の発芽加工
ファイナールでは、一部の種子原料を発芽加工しております。栄養価が一番高くなるといわれている発芽状態にすることで、有効成分の機能性アップが期待されるだけでなく、風味がまろやかになり味にコクが出ます。
発芽させるメリットって?
植物の種子に水を含ませることで、胚乳に蓄えられた栄養物質を分解する酵素が活性化され、この酵素の働きによって、蓄積された栄養素を分解し吸収しやすい形にします。「種子が次の芽を誕生させる=発芽」の状態が一番栄養価が高いと言われています。発芽前後の成分変化のデータをご紹介します。 ※いずれの表、データも自社調べ

機能性粉末素材の茶葉コーティング技術
ファイナールでは、一部の種子原料を発芽加工しております。栄養価が一番高くなるといわれている発芽状態にすることで、有効成分の機能性アップが期待されるだけでなく、風味がまろやかになり味にコクが出ます。
コーティングによる改善例
粉末原料を高配合させたお茶ティーパックの粉漏れ改善の一例です。

多種多様な焙煎経験
遠赤外線を発生させる「遠赤焙煎機」を使用することで香ばしさが引き立ちます。その他、健康茶加工メーカーとしては珍しい「コーヒーロースター焙煎機」や「熱風流動焙煎機」など全5種の焙煎機と長年培ったノウハウを生かし、原料の特性を最大限引き出せる焙煎方法で加工しています。

ブレンドティーならではの味や色のコントロール
豊富な取り扱い原料と過去数千にも及ぶブレンド経験から、原料個々によって異なる基本五味をうまく調和させることで、えぐみの緩和や特徴ある味を引き立たせることも可能です。クセのある素材の中には、ブレンド次第でコク出し素材やマスキング素材へ変貌するものもあります。

菌を配合した商品の製造対応可能
「乳酸菌」「ビフィズス菌」「酵母菌」をはじめとする、食品向けの有能な菌を配合したお茶・サプリメントの製造実績もあります。健康茶及び打錠・顆粒製剤メーカーにおいて、これらの素材を取り扱うことができることはファイナールの強みです。 画像提供元:三菱ケミカルフーズ株式会社

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