🌳ファイナール杜仲の木の今 その③🌳 成長記録と新茶づくり。
2022年7月1日、鳥取の天気は晴れです。
二十四節気で今の時期は“夏至”…暦の上では夏真っ盛りで昼の時間も最も長い日。
毎日暑い!!暑い!!とは思っていましたが…鳥取はもう梅雨明けしたんですね💦
ついこの間梅雨に入ったと思っていたのですが。。。
さて、昨年11月17日のコラムでは
初めて ファイナール産の杜仲茶作り に挑戦してみました!
秋・冬の黄葉真っ只中のお味は期待したほどのおいしさではありませんでした。。。
今回はその時のリベンジ!!
春・夏の若葉を使っててづくり杜仲茶にチャレンジしてみます☆
冬に備えて葉を落とし、裸一貫で春を迎えた杜仲の木を連日観察していると日々少しずつ成長する様子がなんとも健気でかわいいのです💛
芽吹き始めたその日から毎日毎日観察しては
「大きくなぁれ、大きくなぁれ」
と写真を撮りながら見守りました。
さぁ!こんなに豊かに育った葉っぱで早速試作をしてみましょう♪
と、思った矢先…
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!💦💦💦
…お手入れされてしまいました。。。
タイミングの悪いことに剪定された葉っぱももらうことができず
この状態での収穫は申し訳ないのでもう少し成長を見守ってからにすることにしました。。。
★☆★
6月某日、あの日から少し成長したので葉っぱの収穫。
よく見てみると幹からポツポツポツポツと新芽が伸びてきたり
枝の途中から新しく伸びていたり新しい息吹が感じられます!
樹皮の色に対して映える鮮やかな黄緑色がとてもキレイです☆
…ん???キミは????
収穫後は前回同様、天日乾燥して乾燥機に入れパリパリに乾燥させます。
前回よりも見た目が黒っぽくなりました。
乾燥の違いなのか収穫時期の違いなのか…??
そして乾燥していてもゴム成分グッタペルカは健在!
そして…
またまたこうなりました。。。
いつ収穫してもこんな感じのようですね。
仕上げに焙煎なのですが
今回乾燥状態で見た目が黒いことにより焙煎度合がわかりにくい!!💦
なんとか焼き上げ
早速昨年の秋・冬杜仲茶と飲み比べてみます!
焼き上がりの見た目は乾燥の時からすでに違っていたこともあり
茶葉はかなり色味の差が出ていました。
焙煎杜仲茶を2gティーパックに入れ、お湯を200ml注ぎ2分間つけだして完成!
さてお味は?????
春・夏…若い感じの青々しさがある!!
この青臭さが飲みにくく感じるが後口のゴムのようなえぐみがない。
秋・冬…青臭い風味はないが後口にゴムっぽいえぐみが残る。
同じ木から収穫したのに結構味の違いがありました!!
緑茶にも 新茶(一番茶)、二番茶、三番茶、四番茶 と
香りの立ち方や風味に違いがあるように
この杜仲の葉っぱにもそのような違いがあるのかな!?と思いましたがどうなのでしょうか??
今回春・夏の青々しい風味は緑茶と違い皆さんから不評だったので
青い風味が消えるまで焙煎してみることにました。
ですが焼いても焼いてもなかなかフレッシュな青さが消えてくれません💦
見た目で判断ができないので焙煎中に立ち込める湯気と香りと木べらの感覚を頼りに
焦げそうな雰囲気に怯えながら焙煎し
なんとか青さを消すことが出来ました。
茶葉の見た目は変わりませんが飲んでみると…
青臭さがなくなって後口のえぐみもないし飲みやすい♪
今回はおいしい杜仲茶を作ることに成功しました!🎉
★☆★
この約半年かけての試作で
“収穫時期と焙煎度合によって風味に違いがある”
ということを確認することが出来ました!
この調子だと成分の違いもあるかもしれませんね♪
写真は今日の杜仲の木です。
右の写真はかえるさんが居た場所なのですが
1カ月ほどでこのような状態!
すごい生命力です☆
最後に…杜仲の木観察中の一枚。
「ちょっと切りすぎちゃったかな」
と言いながら朝っぱらから頼まれてもないのに水やりをする人影を発見。
何か後ろめたいことをした様子の品質保証部部長と
短い梅雨が明け、灼熱の太陽に日々耐えながら
ファイナールの杜仲の木は今日も元気にゆっさゆっさと葉を揺らしていました。
今回の試作で春・夏の杜仲茶はえぐみがなくおいしいことが分かったので
いつかどこかでお披露目できないかな??と密かに思う今日この頃です☆
つづく…??
★杜仲の木の過去記事はコチラ★
ファイナールと杜仲の木。
🌳ファイナール杜仲の木の今 その①🌳 平和の祭典時々豪雨。
🌳ファイナール杜仲の木の今 その②🌳 北風小僧と手作りのお茶。
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